51:名無しNIPPER[saga]
2020/06/26(金) 18:47:37.79 ID:W5lmC8VA0
他人任せの、偉そうな感じがしていた。
どことなく“やらされてる感”がして、ずっとこの言葉が気にくわなかった。
でも、そうだ――私が考えていたのは、もしかしたら使命じゃなくて。
「夢、か」
そして、千夜ちゃんに私はそれを託したつもりだった。
だけど――。
「あ、おい、ちとせ?」
今日は確か、午後はオフだったはずだ。
気づくと私は駆けだしていた。
魔法使いの方を振り返ることなく、自分の体力をも省みることなく。
千夜ちゃんが待つ家へ、一目散に。
私は、思い違いをしていなかっただろうか?
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