高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「紫陽花のカフェで」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:52:22.00 ID:vJp6Bzj50
加蓮「そういえば藍子はここで何してたの? しゃがみこんで」

藍子「私ですか? 加蓮ちゃん、こっちこっち。こっちから、ここっ。カフェの外壁にそった場所を見てみて?」

加蓮「んー?」(身を乗り出す)
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:52:53.32 ID:vJp6Bzj50
加蓮「植木鉢とお花、店員さんが用意したのかな」

藍子「そうみたいですよ。カフェに入った時に、店員さんに言ったんです。テラス席に綺麗な紫陽花が咲いていますね♪ って」

加蓮「ふぅん?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:53:21.34 ID:vJp6Bzj50
加蓮「ちょっとでも明るくなってほしい、って思って置いた紫陽花の花。やってきた藍子が、楽しそうにしていたから……あ、もしかして効果アリかな? なんて思って、店員さんも嬉しがったのかな……って」

藍子「そうなのかな……」

加蓮「まるで、アイドルみたい」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:53:50.97 ID:vJp6Bzj50
加蓮「店員さんのアイディアを借りて、事務所にも持ち込んでみる? 紫陽花の植木鉢」

藍子「いいですねっ。最近、雨続きで、事務所全体がちょっとどんよりしているみたいだから……。お布団も、干せませんし」

加蓮「……雨に対する悩み事が女子高生っていうよりお母さん臭くない?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:54:21.72 ID:vJp6Bzj50
加蓮「……凛の花屋に買いに行ってもいいんだけど、それでやろうとしてることがバレたら恥ずかしいし、他の花屋にしようよ」

藍子「いいですけれど……事務所に行った時に加蓮ちゃんが紫陽花を持っていたら、その時にバレてしまうんじゃ?」

加蓮「あー……」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:54:50.85 ID:vJp6Bzj50
藍子「加蓮ちゃん。照れくさくても恥ずかしくても、そういうのはちゃんと、加蓮ちゃんがやりましょう?」

加蓮「……それはそうかもしれないけど……あれ?」

藍子「?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:55:21.08 ID:vJp6Bzj50
<トントントントン
<トントントントン

藍子「〜〜♪」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:55:51.31 ID:vJp6Bzj50
藍子「あの、加蓮ちゃん。とても言いづらいことなんですけれど……」

加蓮「んー?」

藍子「……実は私も、加蓮ちゃんが濡れるといけないと思って、加蓮ちゃんの分のタオル、持ってきちゃいました」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:56:21.12 ID:vJp6Bzj50
加蓮「で、ここに来て藍子からの分が1枚増えました……」

藍子「ご、ごめんね? ……あっ。それならこのもう1枚のタオルは、今度、加蓮ちゃんが困った時まで取っておきますね。もちろん、濡れたり困ったりしないのが1番でしょうけれど……」

加蓮「レッスンの後に汗を拭く時だって使えるもんね。じゃあ、そうしてくれる?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:56:51.39 ID:vJp6Bzj50
<トントントントン
<トントントントン

藍子「〜〜♪」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:57:21.37 ID:vJp6Bzj50
「あはは、仰る通りで……。でも、加蓮さんのことも、すごく綺麗に見えましたよ」


加蓮「はぁ?」

以下略 AAS



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