花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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9: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:22:19.96 ID:S4U2UQtS0
隣人(メリーさん達も帰ってきていつもの日々が戻ってきました。私はご飯時だけ先輩のお部屋にお邪魔させてもらってる感じです)
隣人「・・・・・・ずるーい!あの三人だけずるいー!私も先輩と同じお部屋で過ごしたいー!同じベッドで眠りたいー!」
隣人(まああの三人と違ってそもそも私は養われる必要がなかったから仕方ないといえば仕方ないですが・・・・・・)
10: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:23:21.36 ID:S4U2UQtS0
隣人(拝啓、先輩、社長。助けてください。私は今――)
次期社長「御社への志望理由としては3つあり――」
隣人(次期社長の新卒採用の面接をしています)
11: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:28:10.67 ID:S4U2UQtS0
隣人「はぁぁぁぁ〜・・・・・・」
男「よっ、お疲れ」
隣人「あ、先輩。ミルクコーヒー・・・・・・先輩、よく私の好きな奴覚えてましたね」
12: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:29:51.66 ID:S4U2UQtS0
男「実際、社長から次期社長にそういう話はしてたらしいんだ。就活とか面倒な手続き踏まなくても全部やっとくよって。ただ、あの子はそれを拒否したらしい」
隣人「えっ!?なんでっ!?みんな納得しますよ!?あー次期社長がやっと正式に入ってくれたかーってなりますよ!?」
男「みんなそのつもりだったんだけどな。ただ、社長に直談判したらしい。『そんな裏口入学のようなことはしない。正面から堂々と入って見せる』って」
13: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:30:27.50 ID:S4U2UQtS0
隣人(選択肢がある人ってすごいと思う。余裕があるから)
隣人(次期社長みたいな人だったらどこでも選り取り見取りだろうし、そりゃわざわざ選別みたいなことするよね)
隣人(・・・・・・先輩も、そうなのかな)
14: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:31:26.66 ID:S4U2UQtS0
メリー「自分の世界に入り込むななのー。お前がそれやると面倒なことになるのー」
隣人「め、メリーさん?いつのまに・・・・・・」
メリー「夕飯時なのに来ないから心配してきたの。カバンに電話入れっぱなしだから気付かれなかっただけなの」
15: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:32:23.04 ID:S4U2UQtS0
隣人「社長〜、助けてくださ〜い」
社長「え、なんですか?どうしましたか?」
隣人「次期社長の採用面接とか先輩のこととかいろいろあってもう頭の中ぐちゃぐちゃなんですよ〜!」
16: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:33:26.04 ID:S4U2UQtS0
社長「それで、男君のことはどうしたんですか?」
隣人「あっ、えーっとですね、先輩の生命力が小さいから大きくしてあげたいなという話でして」
社長「んー、注ぎ込めばいいんじゃないですか?」
17: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:34:10.77 ID:S4U2UQtS0
隣人「せーんぱーい!キスしましょー!」
男「断る」
隣人「えっ!?」
18: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:34:37.11 ID:S4U2UQtS0
男「禁呪ってついてる時点で使っていいもんじゃないだろ」
メリー「生命リンクってのも名前がヤバいの。多分片方が死んだらもう片方もってやつなの」
花子「どこぞのお空の世界みたいな話だよね」
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