106:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:36:08.98 ID:TLk8NaBL0
警察「……確かにこれなら切れそうだな」
勇者「うん。刃物がなくてもこれなら十分な殺傷力だと思うよ」
警察「となるとこの破片が凶器ということか」
107:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:38:07.34 ID:TLk8NaBL0
勇者「…昨日、割れた食器の掃除は僕らが帰った後マスターがやったんだ。それに夜は鍵を閉めていたんだよね?」
マスター「…そうだな」
勇者「そ、そうなると僕と剣士には難しいよ。金持ちさんと話している間も、食器を拾う様子もなかったでしょ?」
108:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:40:07.67 ID:TLk8NaBL0
剣士「けどよ!」
勇者「剣士…、気持ちはわかるけど……」
少女「剣士……もういい」
109:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:42:05.40 ID:TLk8NaBL0
少女「……昨日の夜…店に…金持ちが連れ戻しに来た」
少女「……もし、金持ちが捕まっても…すぐ…戻ってくる」
少女「……そしたら……私は……また…いじめられる」
110:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:44:08.03 ID:TLk8NaBL0
剣士「それなのに…お前は……」
少女「………」
警察「少女。お前を殺害の容疑で連行する」
111:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:46:05.87 ID:TLk8NaBL0
勇者「……ねえ、剣士」
剣士「……なんだよ」
勇者「君は少女ちゃんを助けたい?」
112:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:48:04.62 ID:TLk8NaBL0
勇者「ダウトだ」
113:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:50:05.81 ID:TLk8NaBL0
警察「……何?」
マスター「勇者? 一体、どうしたんだ?」
勇者「警察さん。少女ちゃんは犯人なんかじゃないんですよ」
114:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:52:05.62 ID:TLk8NaBL0
警察「半分?」
勇者「はい。確かに殺害現場ここでしょう。しかし、普通にここで殺されたらどうなりますか?」
警察「どうなるってそれは……! なるほど、そういうことか」
115:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:54:03.84 ID:TLk8NaBL0
剣士「なるほど! だったら少女は犯人じゃねえな!」
マスター「でもちょっと待て。そいつは魔法を使えるんだろ」
警察「何? そうなのか?」
116:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:56:06.84 ID:TLk8NaBL0
勇者「魔封じの腕輪は呪いの装備。教会に行って呪いを解除して貰わなければ外すこともできませんからね」
勇者「それに右腕に腕輪を着けているということは彼女は左利き。金持ちさんが切られていたのは右の首筋でしたよね?」
勇者「頭を押さえつけ、水に溺れさせながら首筋を切るのに、わざわざ利き腕と逆の方で犯行に及びますかね?」
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