久城一弥「据え膳?」ヴィクトリカ「喰わぬは男の恥なのだろう?」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/16(木) 23:40:25.12 ID:91TsAL8vO
「わわっ、大変だ! 君、熱があるよ!?」
「久城が隣に居るからな」
「はい? それって、どういう意味?」

もしや職場から風邪菌を拾って移してしまったかしらんと、青ざめる久城の手に彼女は。

「しばらく、こうしていたまえ」
「ヴィ、ヴィクトリカ……?」
「君の手のひらは、とても心地いい」

そっと自らの小さな手を重ねて、瞑目した。

長いまつ毛。
端正な顔立ち。
銀色の髪と、上気した薔薇色の頬。
ぷっくりとした、さくらんぼ色の唇。

目を閉じているからこそ、久城はヴィクトリカの美しさを改めて実感することが出来た。

ヴィクトリカは綺麗だ。
近頃はかわいいよりも美しさが際立つ。
ビスクドールよりもずっと生々しい。

生きた女の子であると実感した久城の視線が彼女の慎ましい胸元に注がれる。
寝巻き代わりの着物の襟元が開いている。
そこには控えめながらもたしかな膨らみがあって、ヴィクトリカの成長が感じられた。


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