久城一弥「据え膳?」ヴィクトリカ「喰わぬは男の恥なのだろう?」
1- 20
1:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/16(木) 23:34:36.71 ID:91TsAL8vO
「久城」
「ん……なんだい、ヴィクトリカ?」

第二次世界大戦終結後。
嵐が過ぎ去り、ヴィクトリカ・ド・ブロアと久城一弥は新大陸で共に暮らしていた。
こじんまりとしたアパートメントでの生活は、一弥はともかくヴィクトリカにとってはさぞこたえるだろうと思われたが、意外にも彼女は順応して快適に過ごしている。

もっとも根っからのお姫様体質であるヴィクトリカが新生活を謳歌しているのは、ひとえに根っからの苦労人であり奴隷体質である一弥の献身によって支えられていることは言うまでもなく明白であり、生活を維持するために記者としての仕事をこなし、毎日くたくたになって帰宅して家事をひと通り終えると、ソファに横たわり泥のように眠っていた。

「よかった。起きていたか」
「いや、寝てたけど……どうしたのさ」

寝ぼけ眼を擦りつつ、一弥が尋ねると。

「知恵の泉が告げているのだ」
「へぇ……なんて?」
「今夜は久城に優しくしてもらえと」

驚きに一弥はパチクリと目をしばたかせた。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/16(木) 23:36:42.22 ID:91TsAL8vO
「えっと……ヴィクトリカ?」
「来たまえ」
「あ、うん」

言われた意味がわからず困惑する一弥に説明するより先に、ヴィクトリカが促す。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/16(木) 23:38:42.71 ID:91TsAL8vO
「据え膳って……君、意味わかってるの?」
「もちろんだとも。同衾しているのだから」
「ど、同衾って……やめなよ、はしたない」

久城はもう困ったやら恥ずかしいやらでヴィクトリカの顔をまともに見れなかった。
以下略 AAS



12Res/10.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice