P「風野灯織はめんどくさい」
1- 20
21: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:32:25.24 ID:6AqSaR5m0
「……おかえりなさい」

「……ただいま」


以下略 AAS



22: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:33:01.87 ID:6AqSaR5m0
「……実は、相談があって」

「相談?」

「こ、今年で……付き合ってから3年目じゃないですか」
以下略 AAS



23: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:33:29.97 ID:6AqSaR5m0
「……なぁ、これ」

「よ、予算案です……!」

「なんの?」
以下略 AAS



24: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:34:04.40 ID:6AqSaR5m0
「ありがとう」

「へ?」

「嬉しいよ。ここまで真剣に考えてくれていたなんて。……正直、嬉しい」
以下略 AAS



25: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:34:37.26 ID:6AqSaR5m0
「だが断る」

「うあああああ!」


以下略 AAS



26: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:35:06.25 ID:6AqSaR5m0
「ひっぐ、ぐすっ、ひっ、なんでっ、だめなんですかぁ……!」

お互いに席に座り、俺は灯織の隣へ。
嗚咽を漏らしながら肩にすがりつき、今しばらく泣いている。ときどき漏れる言葉は俺への疑問であるとかひどいとか大体文句ばっかりだ。
泣いて赤くなった目でキッと睨まれると、例え身長差があってもたじろいでしまう。
以下略 AAS



27: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:35:41.39 ID:6AqSaR5m0
「灯織の大学はこの家と反対側だろ? 俺の家からとなると余計遠くなるし。そもそもご両親はこの事を知っているのか?」

「! は、はい……」

「……もしかして反対されてる?」
以下略 AAS



28: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:36:07.64 ID:6AqSaR5m0
「がんばりますからぁ……おっぱいも全部がんばりますからぁ……!」

「いやだからご両親」

「せっとくしますからぁ……!」
以下略 AAS



29: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:36:43.13 ID:6AqSaR5m0
ああ言えばこういうとはこのことだろう。というか理屈ではないのだ。
きっと、寂しいとか、色々あるに違いない。違いないのだが……少し、度を越している。ここまでしているからには、多分普段から色々と溜め込んでいたのだろう。
しかし、言わねばならない。今はそんなお金もないし。何より、このまま悲しい思いや寂しい思いをさせるわけにはいかないのだ。


以下略 AAS



30: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:37:19.74 ID:6AqSaR5m0
「……もし仮にだ。仮に、90万円あったら何ができると思う?」

「……どうせい」

「離れて。離陸して。同棲を一旦頭から消して」
以下略 AAS



44Res/23.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice