【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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145: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:59:39.06 ID:ArvRQigk0
「――――――え」

 まつりとエミリーは、自分たちの間に飛び散った『それ』を、まるでスーパースロー再生されたものでも見ているように、ただ呆然と眺めていた。

 一瞬遅れて、理解の追いついたまつりが目を見開く。
以下略 AAS



146: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:00:14.37 ID:ArvRQigk0
まつり「エミリーちゃん、エミリーちゃんッ! ――ッ!?」

 まつりの『心の目』は、血に紛れるかすかな煌めきを捉えた。

まつり「こ……」
以下略 AAS



147: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:00:40.24 ID:ArvRQigk0
 まつりは己の迂闊さを呪った!

 エミリーの手首に、『糸』が巻き付いていたのだ!

 『糸』は目をこらしてようやく見えるかというほどの細さだったが、それは紛れもなく、レストランに張られていたのと同じものだった!


148: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:01:10.49 ID:ArvRQigk0
エミリー「あ、あああああああああああ!」

まつり「落ち着いて! 傷は浅いのです! いいえ、深くたって私が――!」

「傷が浅い? そいつは困るなぁ〜〜〜〜〜〜」
以下略 AAS



149: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:02:05.53 ID:ArvRQigk0
 まつりの耳に、聞き覚えのある声が飛び込んで来る。

 振り向いた先では『糸の塊』が不気味に蠢いている。

「追跡に気づかれないように限界まで細くしたとはいえ、やはりあの程度じゃあパワー不足って感じか」
以下略 AAS



150: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:02:39.48 ID:ArvRQigk0
「結構気合入れて『演奏』したのにちょっぴり手首を傷つけただけとはな〜〜〜」

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

まつり「(『線』が固まって……)」
以下略 AAS



151: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:03:07.34 ID:ArvRQigk0
 まつりの目の前で、糸は徐々に『形』を為していく。

 最初は腹、次に胸、腕、そして顔!

 糸の塊は『人型』を形成し、腕を組んで下卑た笑みとともにまつりを見下ろしている。
以下略 AAS



152: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:03:33.59 ID:ArvRQigk0
まつり「(この『像(ビジョン)』……この『エネルギーの形』……)」

まつり「(やはり私と同じ能力!)」



153: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:04:13.56 ID:ArvRQigk0
糸の像「まっ! かなりコツは掴めてきたからよぉ〜〜〜」

まつり「!」

糸の像「次は、確実に『始末』出来るぜぇ」
以下略 AAS



154: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:05:02.97 ID:ArvRQigk0
まつり「…………」

 だが、まつりは逃げようとも隠れようともせず、ただ佇む!

 拳は強く握りしめられ、向かってくる糸を瞬きもせず見据えるその目には、氷のような冷静さと揺らめく炎のような輝きを讃えていた!
以下略 AAS



155: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:05:34.73 ID:ArvRQigk0
 まつりが繰り出した『幻の拳』が周囲の地面を叩く!

 破壊されたアスファルトは淡い光に包まれ、即座に修復される。

 まつりとエミリーを守るドーム状の『シェルター』に形を変えて!
以下略 AAS



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