【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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130: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:51:23.13 ID:ArvRQigk0
「……」

「ク……、クックック……」

「なら、俺はあの女と同じ土俵に立ったということ」


131: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:52:07.01 ID:ArvRQigk0
「さっき好き放題やられたのはノーカンだ。あのイカれ女が卑怯な手ェ使いやがったってだけだからなあ〜〜〜。俺の才能が目覚めた今なら、同じ能力を持っている今なら! あんなイカれ女に負けるはずがねーーっ!」

「俺のサウンドにビビってひれ伏した客どもがその証拠! 心地いいぜ〜〜。あんな風にわーきゃー騒がれたことは一度もなかった。ようやく世の能なしどもが俺の才能に気づいたってわけだ!」


以下略 AAS



132: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:52:32.78 ID:ArvRQigk0
「今日は門出だ。約束されていたこの俺のスター街道のな!」

「俺自身の手で祝ってやるぜ〜〜。まずは俺を見下していい気になってやがるあのクソ女どもを血祭りにあげてなぁ〜〜っ。ヒ、ヒヒ! ヒヒヒヒヒ!」


133: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:53:00.50 ID:ArvRQigk0
●シャルロット・シャーロット その@●

 まつりはエミリーを連れて人気の少ない港まで逃れていた。

 もしも本当に狙いが自分たちなら、無関係の人たちまで巻き込んでしまう恐れがあった。
以下略 AAS



134: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:53:41.87 ID:ArvRQigk0
まつり「エミリーちゃん、落ち着いて聞いて欲しいのです」

まつり「さっきのお店で起こったことは、ひょっとしたらまつりの魔法と同じ力によるものなのかもしれないのです」

エミリー「同じ、力……?」
以下略 AAS



135: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:54:25.65 ID:ArvRQigk0
まつり「(私個人への悪意なら立場上想定できることではあるけれど)」

まつり「(『糸』は、『他はついで』という感じで、私と……エミリーちゃんを中心に張られていた)」

まつり「(そうなる心当たりなら、嫌というほどある)」
以下略 AAS



136: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:55:03.62 ID:ArvRQigk0
エミリー「……」

エミリー「本当に、」

まつり「え?」
以下略 AAS



137: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:55:38.88 ID:ArvRQigk0
まつり「私があなたを助けたのは他ならぬ私の意思。あの場面で傍観者を気取ることは九条の、そしてこの私の信条にもとること。だから、私は自分から無関係でいることを辞めたの」

 面食らった様子のエミリーに、まつりは首を傾げて頬に人差し指を添えながら笑う。

まつり「それに、おまわりさんの言う通り、まつりがあの人を刺激したから余計な恨みを買っちゃったのかもしれないのです。だから、巻き込まれたのはエミリーちゃんの方とも言えるのです」
以下略 AAS



138: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:56:10.64 ID:ArvRQigk0
まつり「ここで『違う違う』と言い合ってもしょうがないのです。重要なのは、これからどうするかということ。だから、お互い謝るのはなしにするのです。ね?」

エミリー「……はい!」


139: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:56:36.87 ID:ArvRQigk0
まつり「(そう、問題はこれからのこと)」

まつり「(このままエミリーちゃんを一人で帰すわけにはいかない。所属事務所とご家族に話を通して私の家で保護する必要がある)」

まつり「(でも長期戦は避けなければならない。エミリーちゃんの生活に支障が出るし、そうじゃなくてもいつ襲われるかわからないストレスなんて、そう長く耐えられるものでもない)」
以下略 AAS



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