69:松坂英治[saga]
2020/02/09(日) 11:02:56.23 ID:thBVywH40
中身一〇〇歳以上のオッサンの癖して女子中学生相手に大人気ないことをしているのは置いといて、アレイスターは挑発するようにメルヘン少女に言った。
しかし一方のメルヘン少女も引けない事情があるのか、
「......いいえやっぱり断るわ。それからキュゥべえから何か勧誘されても絶対に乗ってはダメ。これだけは覚えていてちょうだい」
やはりこの少女は何か隠している。が、ここで詮索した所で何か変わるわけではない。ここは大人しく忠告を受け入れるとしよう。
「分かった。忠告は受け入れるよ。ただこちらの申し出も考えていてくれないかね」
「ええ分かったわ。考えておきましょう」
その言葉が嘘か真実かはこの際置いておこう。取り敢えずはこの少女がこちらの言い分を聞き入れたこと、これで少しでも前に進めるのであればそれでいい。
それから程なくして黒と紫のメルヘン少女は何処かへと走り去って行った。あの小動物型思考地球外生命体を追っかけているのだろう。
二度目の魔法少女との邂逅。
取り敢えずやることが増えた。あの黒と紫のメルヘン少女の動向についても調べる必要性が出てきた。また一からカメラの映像記録を精査しなければならないと思うと気が滅入ってくるが。
さて、こちらもとっとと退散するとしますか、とアレイスターはネット喫茶へと帰って行くのであった。
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