魔法少女アレイスたん☆マギカ
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68:undefinedって何でなるん?[saga]
2020/02/09(日) 10:32:55.51 ID:thBVywH40
 「いいえ、それもお断りさせていただくわ」
 アレイスターの申し出をこの黒と紫のメルヘン少女は断り、続けてメルヘン少女は、
 「確かにわたしは魔法少女についても魔女についても知っている。そしてわたしも魔女に対抗できる手段を持っている。だけれどそれと同様にあなたも対抗する術を持っているのでしょう?魔法少女でないのは奇妙だけれど、魔女に対抗できる手段を持っているのならそれに越したことはないわ。それに一番はあなたはもう魔女とは関わらない方がいい。お互い干渉せず、平穏な暮らしを享受した方がいいわ」
 なるほどそう来たか。
 あくまでお互い下手に干渉せずに知らないなら知らない方がいいと言い出しやがった。確かに自分が積極的に魔女狩りをしなければ平穏な暮らしは出来るだろうが、それではダメなのだ。
 何故自分が生きていて、この世界にいるのかを知らなければならない。自分が生きているのは何かしら理由がある筈だ。それを知る鍵が魔法少女や魔女のような、漠然とだがそれらにある気がするのだ。
 しかし一方のメルヘン少女は、
 「それからあなたを巻き込んで悪いのだけれど近くで白い小動物みたいなものを見なかったかしら?」
 話が振り出しに戻った。
 恐らくこれ以上粘っても彼女は首を縦に振らないだろう。アレイスターは半ば諦めながらも、取り敢えず彼女の問いかけには答えようとする。
 「いいや見ていないが。あの小動物型思考地球外生命体を探して何をしようとしているのかね?私もあのキュゥべえとやらについて知りたいのだが」
 これに黒と紫のメルヘン少女は驚いた様子だった。
 ......なんだ、ずっと無表情だったのが意外と可愛い表情をするではないか。
 「あなたどうしてキュゥべえのことを......?」
 「それは秘密だ。さっきの私の申し出を受け入れてくれれば教えてやってもいいのだがね」


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