23: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/02(日) 15:59:37.14 ID:0Y0/XaIDO
(お……ちゃん……)
霧子(この声……まさか……力くん?!)
―か細い声ではあったが、間違いなくその少年から発せられる声
24:名無しNIPPER[sage]
2020/02/02(日) 16:14:20.48 ID:0Y0/XaIDO
―霧子は決心すると、ケーキの箱を開け、ポケットにあったプラスチックのフォークを出す
―そして、少年の元に近づくと
霧子「はい、力くん……約束のケーキだよ」
25: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/02(日) 16:57:21.59 ID:0Y0/XaIDO
―数日後
―事務所に線香の香りを残したまま、少女がやってきた
霧子「お、おはようございます……」
26:名無しNIPPER[sage]
2020/02/02(日) 18:03:54.18 ID:0Y0/XaIDO
―と、派手な足音を立ててやってきたのは
恋鐘「霧子ぉぉぉぉっ!!」ドドドドドド
ギュッ
27: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/02(日) 18:09:20.78 ID:0Y0/XaIDO
―と、そんな時だった
恋鐘「ん?」
咲耶「おや。珍しいね」
28:名無しNIPPER[sage]
2020/02/03(月) 21:09:34.30 ID:kho4oZtDO
結華「え……」
摩美々「まさかー…………」
恋鐘「じゃっどん、昔ホタルばなって帰ってくる話はあったたい……」
29:名無しNIPPER[sage]
2020/02/03(月) 21:12:07.61 ID:kho4oZtDO
―その夜、霧子は夢を見た
―蝶になって帰ってきた少年と会う夢だった
30: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/03(月) 21:14:46.24 ID:kho4oZtDO
―数年後
31: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/03(月) 21:23:02.61 ID:kho4oZtDO
―やがて
32: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/03(月) 21:24:49.96 ID:kho4oZtDO
長いこと間を空けまして申し訳ありません。ちな、元ネタは「雲流れる空の果て」です
勝手に名前を借用したけど、バレないよね?(マテ
32Res/23.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20