ドンキホーテ・ドフラミン子「ウフッフッフッ! 見逃してあげなさいよ」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/10(金) 21:32:11.44 ID:EVQZdzoqO
「あら? あれは何かしら」
「む? どうやら軍艦のようじゃが……」
「あ……降ってきたわ」

人知れずドフラミン子が落ち込んでいると、凍り漬けとなった大津波の先端に軍艦を発見。
凍った波を破壊して脱出を試みたらしいが。
そのまま逆さまとなって湾内へと落下した。

「エース! 助けに来たぞぉ!」

溶けた海に落ちて溺れつつも魚人の王下七武海、ジンベエに助けられて、広場に辿り着いた麦わら帽子を被った青年は、見覚えがあった。

「あら、あの子ってもしかして……」
「ルフィ!」
「ふぇっ!?」

びっくりした。
隣で突如黄色い声をあげたのは海賊女帝。
もう29歳で三十路目前とは思えないはしゃぎっぷりに、ドフラミン子は正直ドン引きした。

「ウフフッ……まったく、歳を考えなさいよ」
「そなたには言われとうないわ。39歳」
「ウ、フッ、フッ、フッ……言わないでよぅ」

血反吐を吐くかと思った。
でも、まだあたし若いし。
素肌にフラミンゴの上着だし。
まだまだピチピチだもん。

「無様じゃな。晒さぬと見て貰えないとは」

これには温厚なドフラミン子もカチンときた。

「てめぇ……海賊女帝。いい加減にしろよ?」
「ふん。事実じゃろうが、39歳」
「歳のことは言うんじゃねぇよ!!」

一触即発で睨み合うも、不意に女帝が視線を逸らして、ぴょんと要塞から飛び降りた。

「ルフィ〜! すぐにお傍に参ります!!」

どうやらあの女は頭に花が咲いているらしい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
28Res/32.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice