ドンキホーテ・ドフラミン子「ウフッフッフッ! 見逃してあげなさいよ」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/10(金) 21:54:39.51 ID:EVQZdzoqO
「ウフフフフフッ……残念。惜しかったわね」
「いや、もしや、あいつは……」
「あの処刑人、あなたの知り合いなの?」

処刑人はクロコダイルのかつての部下。
組織におけるコードネームは、"Mr.3"。
ドルドルの実の蝋燭人間の彼は鍵を複製して。

「兄を救え! 麦わら!!」
「ありがとう!」

ついに、海楼石の手錠が外れて、エースは自由の身となった。クロコダイルは忌々しそうに。

「あの野郎……余計な場面で役に立ちやがって」
「ウフフッ……なかなか優秀な部下じゃないの」
「ふん……肝心な場面では役に立たねぇんだよ」

ともあれ、あとは凱旋を果たすだけなのだが。

「待て! この私が逃がすと思うか!?」

最後の刺客であるセンゴクが能力を発動。
ヒトヒトの実、幻想種、モデル "大仏"。
金色に輝く巨人となった元帥が拳を放った。

ドゴォンッ!!

「ぐふっ!?」
「何!? お前も巨大化を……!?」

ゴム人間であるルフィは息を吸い込んで腹部を膨らませ、その拳を受け止めた。その瞬間。

「撃て!」

ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ!

「いかん!?」

湾内に展開された軍艦からの、一斉砲撃。
慌てて離脱するセンゴク。ルフィは動けない。
着弾した。爆炎が処刑台を包み、そして。

「相変わらず、無茶な弟だぜ」
「エース!」

メラメラの実の炎人間である兄エースに庇われ、互いに傷ひとつなく、辛くも難を逃れた。


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