ティア・グランツ「私、もう待つのはやめたの」
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35:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/04(土) 21:54:56.71 ID:DQhBkFB7O
「黄泉の門開くところ汝あり……」

まさしく天に黄泉の門が開き、紫電が迸る。

「出でよ神の雷! ……これで終わりです」

一抹の寂しさを浮かべ、神の雷を落とした。

「インディグネイション!!」
『あああっ!? 音素が、乖離していく……』
「安らかに眠ってください……ネビリム先生」

巨大な雷に打たれ、崩壊する自らの師の成れの果てを看取り、ジェイドはケジメをつけた。

「終わったようだな」
「ええ。皆さん、ご助力感謝します」

アッシュに頷き、深々と頭を下げるジェイド。
泣いているのかも知れないと思ったが、顔を上げた時にはケロリとしており飄々とした声で。

「では、帰りましょうか」

ガイは決戦の後、残されたレプリカが住う辺境の領地へと戻り、アニスはダアトで下ろした。
大詠師であるティアも本来ならばそこで下りる筈だったが、彼女は最後までついてきた。


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