ティア・グランツ「私、もう待つのはやめたの」
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/04(土) 21:45:22.57 ID:DQhBkFB7O
『あは。あはは! あはははははは!!!!』

高らかに響き渡る、ネビリムの勝利の哄笑。
英雄達は満身創痍であり、打つ手はない。
秘奥義ですらトドメを刺すには至らなかった。
万事休すの彼らを庇うように、飛び出した。

『あらぁ? 坊やはだぁれ?』
「俺はルーク・フォン・ファブレだ!」

チビルークは堂々と名乗った。父の名を。
そしてレプリカ・ルークから継いだ名を。
誰何した癖に、ネビリムは興味を失って。

『あなたを最初に逝かせてあげるわぁ』

そう簡単に死ぬつもりはない。剣を構えた。

「やってやる……やってやるぜ! うぉおお!」

チビルークの身体から音素が迸る。
その輝きで、英雄達の意識が戻った。
ルークの秘奥義を発動しようとしているようだが、未熟なチビルークには不可能であった。


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