北条加蓮「藍子と」高森藍子「灰を被っていた女の子のお話」
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56:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/24(火) 17:59:24.31 ID:SmxjqBVS0
女の子は、何回か迷った後、うんっ、と大きく頷きました。それを見て、加蓮ちゃんも満足げに首を縦に振ります。
次の子はー、と加蓮ちゃんが選ぶ前に、わたしも! ぼくも! という声が響きます。短い手足をぱたぱたと、加蓮ちゃんの元へ大殺到。
わ、ちょ、待って! と焦り声。……そろそろ、私も手伝った方が良さそうっ。

「そんなに焦っちゃったら、サンタさん、困っちゃいますよ〜。ほら、みなさん、こっちに並びましょうっ」

は〜い! と声を合わせて、子どもたちは一列に並んでくれました。うんっ。素直でかわいいっ。
……違います加蓮ちゃん。素直ではない誰かさんと比べた訳ではないんです。みんなに見えないところで二の腕を摘まないでください。


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