北条加蓮「藍子と」高森藍子「灰を被っていた女の子のお話」
↓
1-
覧
板
20
44
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:50:23.97 ID:SmxjqBVS0
藍子「……ねえ、加蓮ちゃん」
加蓮「何?」
藍子「よかったんですか? プレゼントのお話、引き受けても――」
以下略
AAS
45
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:50:52.10 ID:SmxjqBVS0
加蓮「さーて、急いで準備しなきゃ。プレゼントは向こうで用意するって言うけど、やっぱメッセージカードくらいはつけてあげたいよね」
加蓮「あとはスケジュールに段取りの確認。衣装は今どこに置いてるんだっけ? Pさんに聞いてみなきゃね!」
加蓮「あ、そうそう。藍子も手伝ってよ? ほら、前の握手会の時は手伝ってあげたんだし?」
以下略
AAS
46
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:51:22.12 ID:SmxjqBVS0
<店員さーん。ただいまーっ
<ただいま戻りました♪ はいっ。今日はもう少しだけ、ここにいさせてください
47
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:51:52.21 ID:SmxjqBVS0
……。
…………。
48
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:52:52.88 ID:SmxjqBVS0
――12月25日の早朝 病院――
――SIDE Aiko
以下略
AAS
49
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:53:23.09 ID:SmxjqBVS0
私が座っているのは、部屋の隅です。加蓮ちゃんの左斜め後ろで、子どもたちの顔を見ることができる場所。……ちなみに私は普段着ですよ?
ここにいてほしいって、加蓮ちゃんに頼まれちゃいました。
何か困ったことがあった時に、加蓮ちゃんを手伝う役です。この前の握手会の時とは逆ですね。
「いい子にしていたみんなに、クリスマスプレゼント! そして……加蓮ちゃんからの、ひみつのメッセージカードも持ってきたの♪」
以下略
AAS
50
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:53:52.82 ID:SmxjqBVS0
「なかみはね〜、ナイショ! 開けてからのお楽しみだよ」
看護師さん曰く、加蓮ちゃんはこの病院で人気のアイドルらしいです。ときどき通院する子どもも、テレビで加蓮ちゃんが出ると、よく興味を示しているそうですね。
それから、これも看護師さんに聞いたお話ですが、定期的に病院に来る子のいる家族へは、今日のことをお伝えしているみたいです。
……といっても、このイベントが決定したのは、12月23日。
以下略
AAS
51
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:55:53.24 ID:SmxjqBVS0
>>50
2行目〜の地の文を少し修正させてください。申し訳ございません。
誤:看護師さん曰く、加蓮ちゃんはこの病院で人気のアイドルらしいです。
正:看護師さん曰く、加蓮ちゃんはこの病院に来る方たちから人気のアイドルらしいです。
以下略
AAS
52
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:56:22.74 ID:SmxjqBVS0
両膝を折って、目を合わせてあげて。加蓮ちゃんは、3つの袋を出してあげます。
ちいさい袋と、ちいさい袋と、ものすごく大きな袋。
えほんみたーい、と誰かが言います。すると保護者さんの方からかすかな苦笑が漏れました。
ちょうど数日前に読んであげて……なんて声が。ベストタイミング……なのかなっ?
以下略
AAS
53
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/24(火) 17:56:54.58 ID:SmxjqBVS0
「ほら、もう1回考えてみて? みんなと相談しても、オッケーだよっ」
女の子は1歩だけ引いて、周りの子たちと相談を始めます。どれにする? これでいいのかな? って。
今まであまり興味がなさそうだった男の子が1人、その輪に加わりました。女の子のお兄ちゃんみたいですね。
すると他の男の子も、1人、また1人とやってきます。
以下略
AAS
83Res/62.33 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
北条加蓮「藍子と」高森藍子「灰を被っていた女の子のお話」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1577176009/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice