チェルシー・ヨーグルトスカッチの謎【短編自作SS】
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1:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 16:58:59.11 ID:qE2dREAjO
ほんの最初だけ、チェルシーは不良じゃないのだと思っていた。

屋上でタバコを吸っていたのを止められたのだ。



「それやめて」



これは密告されるかな、と内心諦めながら火を消したあと、彼女は言った。



「火は嫌いなの」

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2:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:00:40.50 ID:qE2dREAjO
「アメちゃん食べる?」



西のおばちゃんみたい、と答えてしまった。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:01:07.56 ID:qE2dREAjO
「髪を脱色したの」

「似合う?」


以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:01:48.65 ID:qE2dREAjO
チェルシー・ヨーグルトスカッチ。

それが彼女の名だ。

もちろん本名じゃない。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:02:18.90 ID:qE2dREAjO
かつん、かつん、かつん。



簡素な金属製の階段が鋭い足音をたてる。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:02:53.87 ID:qE2dREAjO
かつん、かつん、かつん。

かつん、かつん。


以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:03:29.74 ID:qE2dREAjO
かつん、かつん、かつん。



ふぅん、と興味なさげに相槌を打つ。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:04:04.35 ID:qE2dREAjO
ふぅん。



「長い長い夜が明けて、太陽がひさしぶりに高く登った頃、となり町から馬で王子がやってきてね、カラメルソースの湖の前で叫んだの」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:04:37.89 ID:qE2dREAjO
ギギギ、と重い音を立てて地底の扉が開く。

暗い、陽の光の届かない部屋だった。


以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:05:10.91 ID:qE2dREAjO
「その宝石の王女には、太陽なんかよりずっと価値があったのよ」

「太陽を犠牲にするだけの価値があったの」

「真の価値が、その王女にはあったの。本当よ」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:05:45.48 ID:qE2dREAjO

 ◇◇◇



以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/12/21(土) 17:06:23.97 ID:qE2dREAjO
依頼してきます。


13:名無しNIPPER[sage]
2019/12/21(土) 21:30:50.65 ID:g4IHkiul0
悪くないな、乙


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