【たぬき】小日向美穂「令和狸合戦ぽんぽこひなた 〜さらわれたPさんを追え〜」
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114
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◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:32:23.19 ID:SQAfR/tb0
「やはり。婿殿、貴殿はなにやら奇天烈な匂いを漂わせていなさる」
「えっ臭いっすか。昨日ちゃんと洗ったんですが……」
「温泉の芳香でも打ち消せぬ、体中に染み入った類まれなるものどもの香りが……」
以下略
AAS
115
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:34:21.67 ID:SQAfR/tb0
戦慄した。
嗅いだだけでここまでわかるものか。
今なお鼻をふんふんヒクつかせる配下のたぬきたちが、ぽこぽこ龍崎氏に何かを訴えている。
おそらく一匹一匹が俺を嗅ぎ、気付いたことを逐一報告しているのだ。
以下略
AAS
116
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:36:23.92 ID:SQAfR/tb0
「儂らは狐を好きません。四国では弘法大師様のお導きもあり、彼奴らを一匹残らず追い出すことに成功しましたが、奴らは悪賢い。
特に京都の狐などは最悪です。悪知恵が働く上に性格がしこたま悪い。なれど、彼奴らの化け力だけは、認めざるをえません」
龍崎氏は黒々とした顎髭を撫でさすりながら、まるで見てきたように続ける。
以下略
AAS
117
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:37:49.94 ID:SQAfR/tb0
「ご覧の通り、我が村は人間社会と深く関わりを持ちます。儂は時代の流れに従い、人とたぬきの血を混ぜ合わすもやぶさかではないと考えておりましてな。
であれば相手もまた、ただの人であってはならない。そこに現れたのが婿殿、貴殿のような奇妙奇天烈な客人(まろうど)というわけです。
薫はまだ子を成せる歳ではありませぬが、色々な意味で将来有望と確信しております。いかがですかな?」
以下略
AAS
118
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:39:03.38 ID:SQAfR/tb0
○
驚いたことに、普通〜に解放された。
以下略
AAS
119
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:40:07.55 ID:SQAfR/tb0
「美穂……卯月、響子……」
頭に浮かぶのは彼女たちのことだった。
心配をかけていないだろうか。
以下略
AAS
120
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:41:08.38 ID:SQAfR/tb0
もじもじしている。
まるで好きな男の子に、一緒に帰ろうと言っている女子のようだ。
というかニュアンス的にはほとんど同じようなものに思えた。
以下略
AAS
121
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:41:49.20 ID:SQAfR/tb0
……まずは彼女と、この村のことを知らねば。
以下略
AAS
122
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2020/02/27(木) 01:45:02.45 ID:SQAfR/tb0
一旦切ります。更新バリクソ遅れてしまい申し訳ありません。
公私ともにあれこれ作業があり、なかなか手が回らずにおりました。
過去長編ほど長くはなりませんので、これで半分過ぎたくらいです。
今後も遅めのペースになりますが、せめて少しずつでも進めていければと思います。
123
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/02/27(木) 04:12:09.23 ID:9ifpCgwd0
続き来た!乙です
やはりこずえちゃんが一番ヤバそうな感じなのか…?
124
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/02/27(木) 06:01:09.50 ID:2DRZ0paDO
同人誌作成乙
茄子とこずえと芳乃(あと千川)がいれば、大抵何とかなるのがモバ界だからなぁ
あとはクラリスにイヴとヘレンも
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