71: ◆d26MZoI9xM
2019/12/16(月) 07:19:08.92 ID:nY0iWbpOO
「昨日はすみません、熱出してみなさんに迷惑かけちゃって」
「気にしないで美穂ちゃん。私たちが体調悪くしたら、その時はお願いね」
「うん。卯月ちゃん、ありがとうね」
春夏冬のループがまた一段落付き春が訪れる。この世界では秋を抜いた三季と呼ぶべき状態なのだろう。春夏冬、秋ない、商い……?
「商売人かっての」
春夏冬二升五合なんて良い迷惑だ。とはいえ、この頃には俺たちみんな現状に慣れてしまい大きな発見もないため衣食住の完璧なサバイバルに適応し始めていた。
「今日の朝ごはんは洋食ですよ!」
朝起きてご飯をみんなで食べて各々時間を潰して。
「ワンツー! ワンツー! 藍子、ちょっと遅いよ! 悠貴はワンテンポ速い! 肇は視線をぶらさない!」
「「「はい!」」」
トレーナーさんの見様見真似でアイドルみんなのレッスンをしたり。やっぱり見てくれる人がいなくても身体は動かしておくほうが良いだろう。余計なこと考えずに済むからね。
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