高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「違うことを試してみるカフェで」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:33:03.46 ID:d2m7KhRv0
藍子「メニュー、メニュー……」パラパラ

藍子「あっ、見てください加蓮ちゃん。12月の限定メニュー、"ミニ七面鳥"だそうです」

藍子「七面鳥って、料理するのも食べるのもちょっぴり大変ですよね。でもミニサイズならお気軽に食べ、」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:33:33.34 ID:d2m7KhRv0
加蓮「……藍子。とりあえず落ち着きなさい?」

藍子「そうですね。落ち着きます……」

藍子「すぅ〜、はぁ〜。……すぅ〜、はぁ〜」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:34:04.88 ID:d2m7KhRv0
加蓮「いつもと違う席で見えてる光景も違うから、違和感が出るのはしょうがないけど……思い込みすぎるともっと混乱するから、考えすぎないようにしなさいよ?」

藍子「思い込みすぎると……?」

加蓮「んー……とね。例えばさ、藍子。私がある日急に髪型を変えて事務所に来たら、どう思う?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:34:33.50 ID:d2m7KhRv0
加蓮「あのね……。たとえ話。これはたとえ話だから。知ってほしいとか暴いてほしいとか、そういうのじゃないから。例え話」

藍子「そうだったんですね。私、てっきり加蓮ちゃんが、自分のことをもっと知ってほしい! って思ったのかな、って……」

加蓮「……アンタの中の私ってどんだけ構って欲しい子になってんのよ」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:35:03.71 ID:d2m7KhRv0
加蓮「っていうかこの話はもう終わり! 藍子も随分落ち着いてるみたいだし……もういいでしょっ」

藍子「む〜。もうちょっと聞いてみたかったのに……。でも、無理にとは言いません。このお話はおしまい、ですねっ」

藍子「じゃあ、さっきのポニーテールの加蓮ちゃんはどういう気分の日か、というお話の続きを――」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:35:33.73 ID:d2m7KhRv0
加蓮「あ、店員さんだ」

藍子「ココアのいい香り……♪ コーヒーは……ちょっぴり苦めの、大人の感じ?」

加蓮「この方が落ち着けそうと思ったから? ふふっ、ありがと。でもさー、私より藍子の方が混乱してるんだよね」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:36:02.96 ID:d2m7KhRv0
加蓮「ふうっ……。さっきじゃないけど、ホント、私と藍子が逆になった気分」

藍子「ふう……♪ 逆……ですか?」

加蓮「ん、まぁなんとなく? ちょっとちらっと思っただけ」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:36:33.21 ID:d2m7KhRv0
藍子「そんなことありませんよ。加蓮ちゃんだって、う〜ん……そうですね」

藍子「まず、よくカフェに行っています」

加蓮「行ってるけど。いや、アンタのアイデンティティはそれでいいの……?」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:37:03.60 ID:d2m7KhRv0
加蓮「いやいやいやいやいやいや。え、私がゆるふわアイドル? さすがにそれはない。それはないから」

藍子「え〜?」

加蓮「確かにちょっと前に未央が冗談で"あれ? かれん、あーちゃんになった?"とか言ってきたかもしれないけど」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/08(日) 18:37:33.58 ID:d2m7KhRv0
加蓮「……藍子のせいだ」

藍子「ふぇ?」

加蓮「藍子のせいだよ! 私そんなアイドルじゃなかったし! 違うから、これ藍子が私になんかしたからでしょ!」
以下略 AAS



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