131: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:14:32.80 ID:/pT5YGo8o
………………
…………
132: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:14:59.65 ID:/pT5YGo8o
―― 反応消失 ――
―― 実験結果 / 不明瞭 ――
133: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:15:26.53 ID:/pT5YGo8o
―― ………… ――
134: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:15:53.70 ID:/pT5YGo8o
―― 余剰情報 / 確認 ――
―― 再生を開始します ――
135: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:16:21.21 ID:/pT5YGo8o
―― ??? ――
ピュリファイアー「―――っぷはぁ!!」ザバァ!
136: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:16:48.78 ID:/pT5YGo8o
オブザーバー「無駄よ。歪に、と言ったでしょう。あの娘が生み出した空間は、通常の世界とは位相が完全にズレている」
オブザーバー「最早私達でさえ流動を続ける座標の特定は不可能。言葉通り永遠に、彼女たちは二人だけで孤立した世界を漂うのでしょうね」
ピュリ「うげー……つまんなさそー」
137: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:17:15.55 ID:/pT5YGo8o
オブザーバー「それを調べるための実験だったのよ」
オブザーバー「本来、感情の抑制さえ行われていないフルスペックの存在は、”特異点”の下でしか生まれてこない」
オブザーバー「にも関わらず、生まれてしまった特異個体。それが通常の人間による運用で、どこまで出来るのかを見守るはずだったのだけど……」
オブザーバー「藪をつついて蛇を出してしまったお陰で、不完全燃焼で終わったわね」
138: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:17:42.43 ID:/pT5YGo8o
オブザーバー「……さて。この世界での記録は、本当にこれでお終い」
オブザーバー「本来ならこれは、観測を終えた取るに足らない観察日記」
オブザーバー「数多に繰り返される実験の一つとして、ただ埋もれていくだけの物語に過ぎないものだけど」
139: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:18:09.14 ID:/pT5YGo8o
―― 記録映像 / 終了 ――
―― 情報転送 / 遮断 ――
140: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:18:47.05 ID:/pT5YGo8o
最後まで読んで頂き、本当に有難うございました
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