白雪千夜「足りすぎている」
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282:名無しNIPPER[saga]
2019/11/24(日) 01:49:18.41 ID:Hn+oLRjQ0
「千夜ちゃん」

 ふと声が聞こえた方へ目を向ける。
 お嬢様と――凛さんだ。

「良かったよ、すごく……おめでとう」

 凛さんが拍手をすると、周りの皆も――美城常務まで、隅の方で拍手をしてくれている。
 どうしたら良いのか、私には分からない。
 私は、自分がやりたいことをやっただけなのだ。


「もう辞められないよね? こんな思いを味わっちゃったらさ」

 凛さんが、呆れるように腰に手を当て、鼻で笑ってみせた。

 ひょっとして、お嬢様から話を聞いたのだろうか
 それとも、それとなく凛さんが私の雰囲気から感じ取ったのか。

 だが――どっちでもいいか。
 私は、首肯する代わりに、目じりに溜まった涙を拭いて軽く笑った。


「白雪さん」



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