205:名無しNIPPER[saga]
2019/11/23(土) 18:53:45.89 ID:1/ZkFkMM0
私は、体が空く時があればクローネのレッスンに参加させてもらえるよう、アイツに調整してもらった。
アーニャと一緒にいたいというのもあるが、単純に興味を持ったのだ。
理想のアイドル像と、それに至る道のりについて、常務がどのように考えているのかを。
だが結局は、ステージに立つアイドルがやることに、変わりはあまり無いらしいというのが、ここ数日ほどで得た大方の見通しだ。
それに、プロジェクトの存続や主導権争いといった駆け引きは、結局のところ上役が勝手に行っているもの。
現場のプロデューサーやアイドルは、プロジェクトは違えど、ファンのためにより良いものを作り上げようという意識は共有している。
変に敵対意識を持っていたかつての自分が恥ずかしい。
「ちとせさんの様子は、最近どうですか?」
ただ、やはり特別メニューを組んでいるあの人の置かれている状況は、なかなか伺い知ることができない。
休憩時間中、私は皆に聞いてみた。
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