ライラ「大好きな背中」
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3:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 22:46:30.75 ID:gbdzVW420
 メイドさんが歌い始めて
 その隙にライラさんはネズミになって
 見つからないようこっそりひっそり
 茂みの中へ身を隠す

以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 22:49:50.38 ID:gbdzVW420
「お〜い、ライラ、事務所着いたぞ」


 目を覚ますと、ここは車の中でした。
 お仕事が終わってプロデューサー殿に迎えに来てもらって、車に揺られている間になんだか眠くなってしまったのでした。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 22:53:50.97 ID:gbdzVW420
 難しいお顔をしたカナデさんと廊下ですれ違いつつお部屋に入ると、床にぺたんと座り込んだシキさんを見かけました。

 ソファーがあるのにどうしたのかなと思いつつ、そのお顔を覗き込みます。
 シキさんがこんなに疲れたかのようなお顔をするのを初めて見たので、ライラさんは心配になったのでございますよ。
 この暑さのせいでございますか?
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 22:56:09.48 ID:gbdzVW420
 そんなことがありまして、座り込むシキさんを見ていて当時のアキハさんを思い出したのでした。
 
 シキさんの着ている白衣がアキハさんを思い出させたのかもしれませんが
 きっとこの暑さで疲れているけれど食欲がわかなくて困っているのではないかと思ったのです。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 22:58:30.69 ID:gbdzVW420
「シキさん、どうしたのでございますか?アイス一口食べるですか?」


 するとシキさんの癖っ毛の一本がピョコンと撥ねて、お顔をこちらに近づけてきます。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:01:10.07 ID:gbdzVW420
「ところでシキさんも暑くて疲れてしまったのでございますか?」

「いや〜実はそうじゃなくってさ〜」


以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:03:03.05 ID:gbdzVW420
「そうだライラちゃん、お礼に良いものあげるよ!手を出してー」


 そう言うとシキさんはポケットから小瓶を取り出すとライラさんの掌に白い粉をちょこんと乗せました。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:06:03.03 ID:gbdzVW420
 瞬く間の一瞬

 認識すら追いつかない早業


以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:07:35.54 ID:gbdzVW420
 サラは口元に運ぼうとしたライラさんの手を優しく抑えつつ、シキさんの方を睨みつけています。


 ライラさんが一人で何かしている時、サラはこうして突然現れることがあるのでございます。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:10:37.86 ID:gbdzVW420
「貴様、ライラ様に何をするつもりだった?怪しげなそれは何だ!」

「ノンノン、危ないオクスリとかじゃないって!ほんのちょ〜っと元気になれるかもしれないからここは試しに……」

「そうか、祈りの時間は済ませたな?」
以下略 AAS



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