ゼロ「おかえり、カレン」紅月カレン「うん……ただいま」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/15(金) 23:08:20.42 ID:OH3iAZ/LO
「どうして……わかったの?」

観念してふらりと物陰から姿を現すと、珍しいことにC.C.が盛大にビクついて目を見開いた。

「ほ、本当に居たのか……」
「ふん。この俺の鼻を見くびるな」

どうやらゼロは嗅ぎ分けたらしい。
至近距離で香るC.C.意外の糞の臭いも。
私の匂いも彼に届いて、伝わったらしい。

「カレン」
「……コソコソと隠れて、申し訳ありませ……」
「違うな、間違っているぞ。謝罪は必要ない」

謝罪の言葉を遮った彼はすんっと鼻を鳴らし。

「よく戻ったな、カレン」
「ゼロ……」
「またこの学園でお前に会えて嬉しいよ」

私は帰ってきた。アッシュフォード学園に。

「おかえり、カレン」
「うん……ただいま」
「良かったな、カレン。私のおかげだな」

ドヤ顔のC.C.が鼻につくけど文句は言わない。

(悔しいけど、ここは素直に感謝してあげる)

「行くぞ、カレン。あと少しだ。ゼロに従え」
「はいっ!」

(ついて行こう。どこまでも、この人に)

私はこの人が好きだ。居場所なんて関係ない。
校舎の屋上で、うんちを漏らして、気づいた。
脱糞と同時に、私の中の戸惑いは消え去った。


【コードギアス ~反逆のルルーシュ~ 肛道】


FIN


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