ゼロ「おかえり、カレン」紅月カレン「うん……ただいま」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/15(金) 23:06:59.67 ID:OH3iAZ/LO
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

変えていく、変わっていく。

世界に爪を立てて、引き裂いて。
高らかに哄笑し、反逆の狼煙を上げて。
愉悦という名の、反旗を翻して。

私を、世界すらも、彼は変えていく。

「目が覚めたようだな、ルルーシュ」
「ああ……良い目覚めだったよ」

むくりと起き上がった彼は、鋭い眼光を向け。

「そこに居るのはわかっている。出てこい!」
「ルルーシュ、そのネタは私がさっきやった」

どうせ、また冗談だろうと思っていた。
また気持ちを弄ばれて終わりだろうと。
しかし彼は、ルルーシュは再度命じた。

「出てこい、カレン。居るのはわかってる」

名指しで呼ばれて、ドキッとした。
その声音はルルーシュではなく彼のもの。
私が恋焦がれてやまない、ゼロのものだった。


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