タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part7
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191:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/31(火) 22:07:28.42 ID:UxSSfY4l0
>>189の続き

 とけーちゃんは家の並びを指さし、町の縁の斜面に沿うようにして示した。窓の中身は真っ黒く、ガラスが破れているのもちらほら見える。
あるいは外壁を蔓が這って覆い、玄関わきの柱が濃緑色に隠されてしまっている。
「見えたやろ。どうや、そう思わんか。あれが悲しうてたまらんのや、ちっさいころに可愛がってもろたかもわからんのに、いつの間にかいなくなってもうとんねん。お礼も何も言われへんねやぞ!」
以下略 AAS



192:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/02(木) 00:21:34.81 ID:BXPvmphL0
>>81「死を待つ天使」

重い、鈍色の錠に繋がれながら、けば立ち汚くなった翼に涙して考えた。おれが女と交わることが、いったいどうしてそんなに甚大なことなんだ。
ああ、確かに良いことではないさ。それでもだ、それでも、だ……両方の性器を破壊した上に首を切り落とすって、あまりに残酷じゃないか。しかも天使が手を下す。名目では正義の下での裁断は構わぬ、ということ。いうには、父なる存在の思し召しの通り、だとよ。そりゃもちろん知ってはいるんだがな、だからといって全員が全員、父なるを骨の髄まで信奉し心酔せねばならない、というのには違和感があるんだ。何故かって、父なるが必ず真理を透徹していると、誰が保証できるというんだ?

以下略 AAS



193:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/02(木) 23:37:27.61 ID:BXPvmphL0
>>192の続き

 目の形を見ていて気が付いたんだが――結構きれいな顔をしていたんだよな。しっとりとした柔らかい黒髪が肩に触れて、更紗みたいに流れている。長い前髪が右目を覆い隠していて、――おれが見ていたのは左目だった――一本一本の隙間から潤んだ瞳が上目遣いで見つめている。小ぶりな唇が統御を失って震えていたのは先に言ったとおりだ。引きつった口角の両横にある頬は蒼白で、リンゴのような赤らんだ様子はない。精力は伝わらなかった。女なら、そういうのはあってほしいもんだがよ……。

 黙って女の体の検分をしていた。ほっそりとした首から、白衣の隙間に顔を出した、窪みが明瞭な鎖骨、その真下、ハッキリとしたことはわからないが、大きいわけではないものの形のよさそうな乳房。細身の腰。小ぶりな尻、痩せぎすな太ももとうって変わって弾力のありそうなふくらはぎ。おれはそれが何だか気に入って、一度試してみたい、そう思ったんだ。掟には触れるが、信条からしてそれが拷問のち死刑に匹敵する重罪とは認めることができないから……。
以下略 AAS



194:名無しNIPPER[sage]
2020/04/03(金) 17:01:43.18 ID:7qsFhhgnO
タイトル「あの世行き特急」


195:名無しNIPPER[saga]
2020/04/03(金) 17:29:20.27 ID:lW8bYa+4O
タイトル「THE LOCAL THREAD」


196:名無しNIPPER[sage]
2020/04/04(土) 17:13:11.89 ID:XOrW6Wun0
タイトル「竜の巫女」


197:名無しNIPPER[sage]
2020/04/04(土) 20:11:19.28 ID:DvuzuNZL0
タイトル「あの人への手紙」
タイトル「今は亡きあの人へ」


198:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/05(日) 11:44:05.31 ID:iIT1uubs0
>>82「血塗られた手紙」

三か月ぶりにポストを開けると、小さな横型封筒が一つ、横たわっていた。各辺に、棕櫚のような植物の模様が、やや赤みを帯びて描かれている。
差出人の名前はなく、宛名だけの飾り気のないものであったが、消印はきちんと押されていて、母の住所に近い郵便局の消印だった。

以下略 AAS



199:名無しNIPPER[sage]
2020/04/06(月) 08:18:02.40 ID:wHJcC4q60
タイトル「スピン$」


200:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/07(火) 01:41:57.45 ID:BHLnQ+ae0
>>194「あの世行き特急」



ーーーーーーー
以下略 AAS



201:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/07(火) 01:42:53.86 ID:BHLnQ+ae0
>>200の続き



ーーー学校ーーー
以下略 AAS



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