522: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:13:07.47 ID:vCzKEuQSO
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叢雲「起きてる?」
翌朝、寝癖を整えていたら廊下から叢雲の声がした。
523: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:13:52.35 ID:vCzKEuQSO
叢雲「幸い通常任務の哨戒や護衛はその影響で減らしていたから準備は比較的楽ではあるのだけれどね。それでも四日は大変だけれど」
男「こうして俺と話す時間も勿体ないくらいじゃないのか」
叢雲「本当はね。でもこういう話は直接するに限るから」
524: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:14:36.61 ID:vCzKEuQSO
頑張れ、なんて無責任に言いかけてやめた。
叢雲がずっと頑張ってるのは見ればわかるのに。
俺にかけれる言葉なんてない。
525: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:16:17.58 ID:vCzKEuQSO
秋雲「申し訳ございませんでした」
カメラ越しの土下座って滑稽なだけで何の効力もないという事がわかる。
そもそもこいつの土下座は両手で足りない程度にはもう見てる。
526: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:16:55.32 ID:vCzKEuQSO
秋雲「で、緋色ちゃんどーすんのよ」
男「部屋で勉強みてやるしかないだろう」
秋雲「まぁた部屋分けてやるの?」
527: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:18:40.83 ID:vCzKEuQSO
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秋雲との話し合いの結果、とりあえず鎮守府の動向を見てからという事になった。
男『緋色、おはよう』コンコン
528: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:19:08.83 ID:vCzKEuQSO
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飛龍『なぁんだそういう事かぁ。私ゃてっきり』
男『てっきり何だよ、おい』
529: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:19:59.44 ID:vCzKEuQSO
飛龍『で!久々に姉妹で揃うからちょっとしたパーチーやろってなったの。長女自ら遠征先のお土産、イクラを持ってね』
男『って事はこれ凄く新鮮な物だったりするのか』
飛龍『多分そうじゃないかなぁ。よくわかんないけど』
530: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:20:57.84 ID:vCzKEuQSO
飛龍『という話が鳳翔さん繋がりで入ったから私が少しもらってきたわけ。食べたかったんだけどさ、堂々と貰って食べるのは流石に後ろ髪引かれるものがあってね…』
男『だからここで誰にもみられないように食べたかったと』
飛龍『いぇす!』
531: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/06(月) 01:21:41.30 ID:vCzKEuQSO
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男『ご馳走様』
緋色『ご馳走様でした』
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