474: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:08:20.86 ID:gL4z5twS0
瑞鳳『私はね、最初机で模型作ってたの。そしたら空が暖かかったからなんだろーって思ってそこの窓のとこにいったのよ』
叢雲『それはいつ頃?』
瑞鳳『ん〜時間はわかんない。でも多分二人が飛び始めた辺りよ。それで窓は開けてたから空を見てみようとしたらね、すぐ横に課長さんが居たの』
475: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:09:55.42 ID:gL4z5twS0
叢雲『それで、その。何が問題だったの?』
瑞鳳『ん?あの人にも見えてたってとこが』
叢雲『艦載機なら別に誰にでも見えるじゃない』
476: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:10:50.75 ID:gL4z5twS0
加賀『先に飛龍からでいいわよ』ハァ
瑞鳳『ひりゅーなんかしたの?』
加賀『勝手に試合』
477: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:11:37.67 ID:gL4z5twS0
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瑞鳳と加賀。
一見特に繋がりのない二人だが意外な共通点がある。
478: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:12:44.16 ID:gL4z5twS0
噂は文字通り海を流れる。
護衛の際に会うのは比較的近い鎮守府の艦娘だが遠征や出撃時に出会う場合はかなり遠くの鎮守府の艦娘にも出会える。
そんな時私達は可能な限り話をする。
479: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:13:40.06 ID:gL4z5twS0
実在したからだ。
その広まった噂に、あぁ自分のコレはきっとその噂のモノと同じだと、そう名乗り出るものが次々現れたそうだ。
実在してしまっては噂も何も無い。
480: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:14:45.87 ID:gL4z5twS0
提督になれる条件のひとつは私達と話せるという事にある。
私達の声が聞こえて、私達に声が聞こえる。
司令官も普通に話していても艦娘にその言葉が伝わる。
481: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:16:53.40 ID:gL4z5twS0
叢雲『ただいま〜』
提督「あぁお帰り」
叢雲『あら、珍しく忙しそうね』
482: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:19:04.31 ID:gL4z5twS0
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緋色『課長さん、何か好きな歌ってあるかしら』
訓練から戻った緋色がふと話しかけてきた。
483: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:21:30.24 ID:gL4z5twS0
男『歌、か』
そういえば歌は艦娘でも人間でも聞こえるんだったな。しーちゃんが音楽関係のイベントなんかから活動を始めたのもそれが所以だったはずだ。
緋色『サビだけだったり前半だけだったり、ともかく相手に歌を贈るって言ってたわ。中には海外の歌を聞いた娘もいるらしいわよ』
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