481: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/11/23(月) 05:16:53.40 ID:gL4z5twS0
叢雲『ただいま〜』
提督「あぁお帰り」
叢雲『あら、珍しく忙しそうね』
提督「これだよ」
叢雲『深海棲艦…出たの?』
提督「お陰で航路変更やらなんやら」
叢雲『って事は予定組み直しかぁ』ガックリ
提督「何時でも出撃出来るようにもしとかなきゃだしね」
叢雲『飛龍にも話とかないと』
提督「そう言えばさっき艦載機が飛んでたけど、また飛龍達かい?」
叢雲『えぇまたよ、また』
提督「元気だねぇ。今回はどっちが勝ったんだい。僕にはどっちも同じような緑色の機体にしか見えないからね」
叢雲『あぁそれなら…司令官も見てたの?』
提督「うん。あ、いや、サボってたわけじゃなくてね」
叢雲『そうじゃなくて、何が見えたの!』
提督「え?だからなんか飛んでるなって。僕はほら、艦載機あんまり詳しくないからさ。違いとかこの距離じゃ分からないよ」
叢雲『そう…』
提督「?とりあえず民間船にはあらかた連絡したから問題は輸送船だね。こっちの方頼むよ」
叢雲『えぇ、任せなさい』
頭の中でスケジュールを整理しながら窓の外を見る。
大分気温が上がってきた暖かな空を見ながら、少しゾッとした。
あの男、一体何が見えたのだろうか。
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