361: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:24:17.41 ID:Lcr1vf/j0
緋色『覚える事が結構多いわよね』
叢雲『船だけの時は少なかったのだけれどね。今は細かい所まで法律で決められているから』
緋色『これなんか随分最近に出来たものみたいだけれど、これからも増えるのかしら』
362: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:24:51.67 ID:Lcr1vf/j0
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緋色を海に出すとして先導は誰が良いだろうか。
そんなことを考えながらトイレを出て廊下を歩く。
363: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:25:30.37 ID:Lcr1vf/j0
緋色ぉぉぉぉ!!??
なんで聞いた!?直で!何で!?飛龍に叢雲には言うなって言われて…言われ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
364: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:26:12.92 ID:Lcr1vf/j0
トイレの前まで戻ってきたがどうしようかこれ。正直混乱していて考えがまとまらない。
すると緋色の部屋の扉が物凄い勢いで開いて叢雲が飛び出してきた。
男「やっべ」
365: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:28:43.68 ID:Lcr1vf/j0
が、
叢雲『…へぇ、漏らしたってなんの事か分かってるわけ』
男『は?………あ』
366: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:29:24.50 ID:Lcr1vf/j0
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叢雲『緋色の言ってた匂いの事を飛龍に話したわけか』
男『そしたらピンと来たみたいでな。その提督と、って話を』
367: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:30:04.91 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『でも結局匂いってなんなのかしら』
男『飛龍は何か知ってるみたいだったぞ』
叢雲『飛龍が?』
368: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:30:42.41 ID:Lcr1vf/j0
男『だってほら、提督とー、寝たんだろ?』
叢雲『…ウン』
男『だからほら、臭いとかがこう、な?』
369: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:31:21.56 ID:Lcr1vf/j0
飛龍はなんて言ってたっけ。
提督と寝た。それだけだったはず。
つまりそれはそのままの意味だと。
370: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:31:56.39 ID:Lcr1vf/j0
男『それについて詳しく聞きたいんだが』
叢雲『聞いてなかったの!?恥 ず か
し い の !これ以上話す理由はないわ』プイッ
371: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:32:40.88 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『私達にとっての睡眠は確かに人間のそれとは違うわ。人間はほら、脳を休めるとかなんとかって』
男『まあそんなところだ。脳ミソは容量が消して多くはないらしいからな。日毎にメンテして記憶を整理しないとすぐダメになる。夢もその影響で見るらしい』
叢雲『でも私達は違う。少なくとも数日間寝なくても万全に動けるわ。考えてみれば当たり前の話よ。海上に出た船が夜だから寝ますなんてことは無いでしょ?船員は互いに休息を取り合うけど船は常に動き続けてる』
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