【艦これ】神風「最初の一人」
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340: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:06:19.95 ID:N7J8Cfyv0
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男『そろそろお昼だな』

緋色『疲れたぁ…』
以下略 AAS



341: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:07:05.37 ID:N7J8Cfyv0
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緋色に教材代わりのタブレットを渡し部屋を出る。意外にも読書好きなのか電子書籍を暇さえあれば漁っている。

男『さぁて』
以下略 AAS



342: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:07:39.20 ID:N7J8Cfyv0
鎮守府の数少ない外と繋がる回線は当然監視されている。機密が漏れたりしたら事だし当然ではある。

だからまあ内緒話には向いてない。

叢雲『執務室に行ってちょうだい。司令官の部屋に電話があるわ。最もこっちだって監視はあるけれど』
以下略 AAS



343: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:08:11.22 ID:N7J8Cfyv0
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提督「おはようございます、と言うべきですかね」

男「どちらでも構いませんよ。しかし…」
以下略 AAS



344: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:08:45.88 ID:N7J8Cfyv0
男「えっと、今回は電話を借りたくて来たのですが」

提督「叢雲から聞きましたよ。そこの扉から私の部屋に入って向かって右の所にあります。ご自由にどうぞ」

男「え、部屋入ってしまっていいんですか」
以下略 AAS



345: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:18.50 ID:N7J8Cfyv0
繋がった。

「」

男「もしもし?」
以下略 AAS



346: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:56.53 ID:N7J8Cfyv0
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しーちゃん「ふむ、"匂い"ですか」

男「あぁ。これまで気にした事は無かったんだが、しーちゃんは何か心当たりとかないか?」
以下略 AAS



347: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:10:34.30 ID:N7J8Cfyv0
男「で!心当たりって!」

しーちゃん「私達三課は当然というか人と関わることが多いです。そうやって人と仕事をして帰ると、たまにあるんですよ」

男「何が」
以下略 AAS



348: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:11:08.29 ID:N7J8Cfyv0
男「北上なんかが何か感じ取った時の"人と会う"ってのは具体的にどんなレベルの接触なんだ?」

しーちゃん「そうですね…」ウーン

しーちゃんが何やら考え込む。
以下略 AAS



349: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:11:49.63 ID:N7J8Cfyv0
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緋色の部屋に戻りながらしーちゃんの話を頭で反復する。

男「匂いかそれに近い何か、か。少なくともそういった感覚があるのなら緋色はある程度艦娘としての力や感覚はあるわけだ」
以下略 AAS



350: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:12:32.01 ID:N7J8Cfyv0
緋色『うーん、飛龍さん今日は潮と、焦げ臭い?』

飛龍『え゛嘘!?取れてない!?今日午後は出撃ないからちゃんとお風呂入ったんだけどなあ…どれくらい臭う?』

緋色『えっと、鼻に来る感じじゃないんです。私もちょっとなんて言ったらいいか分からなくて』
以下略 AAS



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