336: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:03:44.94 ID:N7J8Cfyv0
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叢雲『アナタ、朝大鳳とジョギングしたそうね』
男『情報早いなおい』
337: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:04:36.07 ID:N7J8Cfyv0
男『いい匂いだ』
今日の魚は鯵か。
叢雲『護衛の代金に貰ったりしてるのよ。今日のは釣れたて』
338: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:05:07.71 ID:N7J8Cfyv0
叢雲『匂いって言われてもねぇ』クンクン
男『今朝は何食べたんだ?』
叢雲『まだこれからよ。それまでだって特にいつもと変わった事はー…ぁー…』
339: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:05:46.35 ID:N7J8Cfyv0
しかし匂い、また匂いか。
男『なあ緋色、俺ってどんな匂いがする?』
緋色『匂い?んー…男の人の匂い、かしら』
340: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:06:19.95 ID:N7J8Cfyv0
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男『そろそろお昼だな』
緋色『疲れたぁ…』
341: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:07:05.37 ID:N7J8Cfyv0
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緋色に教材代わりのタブレットを渡し部屋を出る。意外にも読書好きなのか電子書籍を暇さえあれば漁っている。
男『さぁて』
342: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:07:39.20 ID:N7J8Cfyv0
鎮守府の数少ない外と繋がる回線は当然監視されている。機密が漏れたりしたら事だし当然ではある。
だからまあ内緒話には向いてない。
叢雲『執務室に行ってちょうだい。司令官の部屋に電話があるわ。最もこっちだって監視はあるけれど』
343: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:08:11.22 ID:N7J8Cfyv0
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提督「おはようございます、と言うべきですかね」
男「どちらでも構いませんよ。しかし…」
344: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:08:45.88 ID:N7J8Cfyv0
男「えっと、今回は電話を借りたくて来たのですが」
提督「叢雲から聞きましたよ。そこの扉から私の部屋に入って向かって右の所にあります。ご自由にどうぞ」
男「え、部屋入ってしまっていいんですか」
345: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:18.50 ID:N7J8Cfyv0
繋がった。
「」
男「もしもし?」
346: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:56.53 ID:N7J8Cfyv0
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しーちゃん「ふむ、"匂い"ですか」
男「あぁ。これまで気にした事は無かったんだが、しーちゃんは何か心当たりとかないか?」
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