337: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:04:36.07 ID:N7J8Cfyv0
男『いい匂いだ』
今日の魚は鯵か。
叢雲『護衛の代金に貰ったりしてるのよ。今日のは釣れたて』
緋色『本当にいい匂い!ん?』
男『どうした?』
緋色『…ん?ん〜』クンクン
目を瞑り子犬のように鼻で匂いを辿っている。
男『?』
叢雲『一体何が…え』
少し辺りを嗅ぎ回り、最終的に叢雲の目の前でピタリと止まった。
叢雲『?』チラリ
男『?』チラリ
思わずお互いに目を合わせる。一体どうしたんだ?
緋色『なんだかいつもと違う匂いがする』
叢雲『え?』
男『違うってどんな?』
緋色『う〜ん…上手い言葉が見つからないのだけれど、そうね。いつもは海の匂いなのよ。飛龍さんや江風もそう。それに焦げ臭い感じの匂いや、鼻につく変な匂い。でも今日は嗅いだことない匂いなの』
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