203: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:23:22.26 ID:w9F8Uh920
提督「確かにシステム面は特に気にせず使っていたけれど、そりゃ誰か作った人がいるわけですよね」
しーちゃん「そして私の所属する三課。ここは比較的最近できたものですね」
叢雲「組織の目的は?」
204: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:24:36.12 ID:w9F8Uh920
叢雲「…」
どうしよう。怪しいのが増えた。
むしろ課長よりもこの女の方が私としては怪しい。司令官にはきっと分からない。この"艦娘なのに艦娘ではない"という感覚。
205: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:25:23.50 ID:w9F8Uh920
しーちゃん「それで診察の事なんですが、接触する人数は少ない方がいいとの事でしたね」
男「あぁ。負担は出来るだけ減らしたい」
しーちゃん「では私と男さんの二人でよろしいでしょうか?」
206: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:26:21.78 ID:w9F8Uh920
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執務室がいつも通り私と司令官だけになる。
叢雲「…」
207: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:28:39.09 ID:w9F8Uh920
叢雲「…」
提督「…」
ここで揉めても仕方ないか。こうやって今までも私達はバランスを取ってきたんだし。
208: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:29:36.51 ID:w9F8Uh920
ここはひとつ試しに、
叢雲『はいコーヒー』コト
時雨『どうも。でも"それ"は要らないよ』
209: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:32:00.34 ID:w9F8Uh920
提督「二人はいつも健康診断の時にいた北上と時雨、でいいのかい?」
北上「ふぉれえあっえうお」モグモグ
時雨「食べるか喋るかどっちかにしなよ」
210: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:33:04.32 ID:w9F8Uh920
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叢雲「情報部三課の活動と目的」
時雨「ん?」
211: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:34:39.48 ID:w9F8Uh920
時雨「あはは、残念。しーちゃんは本当にしーちゃんなんだ。本名なんてないよ」
叢雲「嘘でしょ!それはそれでビックリなんだけど…」
提督「はぁ」
212: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:36:19.40 ID:w9F8Uh920
時雨「でもね、しーちゃんが名前を名乗るって事はそれだけ相手を信用してるって事なんだ。元々二人には僕らの事を話すつもりだったんだよ」
北上「でもその前にお菓子追加で、後牛乳。罰ゲームね」
時雨「北上」
213: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:37:15.43 ID:w9F8Uh920
時雨「さて、話すとは言ったけれど何から話したものかな」
北上「全部説明すんの?めんどくない?」
時雨「勿論話せる範囲でだけど、事細かに説明してもしょうがないし掻い摘んでだね」
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