203: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:23:22.26 ID:w9F8Uh920
提督「確かにシステム面は特に気にせず使っていたけれど、そりゃ誰か作った人がいるわけですよね」
しーちゃん「そして私の所属する三課。ここは比較的最近できたものですね」
叢雲「組織の目的は?」
しーちゃん「んー、情報の発信。あるいは誘導、って所でしょうか」
つまり教える気はないということね。
しーちゃん「あ、名刺ならありますよ。名刺の役割を果たしてはいませんけれど」
そう言ってパーカーの下から首に下げた名札ケースを出す。その中にあった名刺を一枚司令官に渡した。
提督「…連絡先と所属、ID。以上」
叢雲「名刺なのに名前が無い…」
しーちゃん「顔写真はあるので一応私のと分かるはずです」
男「名前は諸事情によってなしだそうだ。しーちゃんと書くよりは不明の方が信用されそうだもんな」
しーちゃん「そうなんですよねぇ」
困り顔で微笑まれたが困惑してるのはこっちの方だ。
結局何一つ分からなかった。なんなのよこいつ。
821Res/614.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20