206: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/03/11(水) 04:26:21.78 ID:w9F8Uh920
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執務室がいつも通り私と司令官だけになる。
叢雲「…」
提督「…」
叢雲「…」
提督「…なあ叢雲。さっきからどうしたんだい?」
叢雲「不機嫌なのよ」
提督「それは見ればわかるけど…別に警戒するような相手では無いと思うよ?」
叢雲「…そうね」
その判断に間違いはない。
組織としては彼女の情報部三課とやらにウチの鎮守府は敵対する意味は無い。というか基本あっちが優位だし揉め事は勘弁だ。
例の健康診断を見る限りも、彼女の組織はとても友好的だ。私達にとってそれはとても大切な事だ。
でも
叢雲「あの見た目で、しかも女で課長よ?古き悪しきの塊みたいな軍でそれは警戒するには十分過ぎると思わない?」
彼女が艦娘だと感じたという話は黙っておこう。これは私の問題だ。
提督「なら今回の事でそれを判断すればいいさ」
叢雲「少しは疑う事を覚えなさいよ」
提督「もう少し信用する事を覚えてもいいんじゃないかい」
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