梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
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9: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 20:55:09.87 ID:RQR8trEn0

鶴乃「はぇ・・・? な、なにこれ・・・? なにがどうなってるの・・・?」

みふゆ「灯花が羽根の力に飲まれて暴走しているんです!」

鶴乃「えっ・・・? あれ、ちょ、えっ、ま、待って・・・? なんか記憶が曖昧で・・・。頭がフラフラしてて・・・」

みふゆ「落ちついてください。状況を説明します」

みふゆ「暴走した灯花はいきなり大きな一撃を皆さんに浴びせたんです。それで令さんと郁美さんとフェリシアさんが大怪我をしてしまって・・・。鶴乃さんもその時頭を打って気絶したんです・・・」

みふゆ「そこを灯花に自我を奪われた翼の子たちが襲いかかってきました。それはなんとかやっちゃんが防いで、大怪我した三人はひなのさんに担がれてここから逃げました」

みふゆ「その直ぐ後に、ワタシとももこさんたちがここに駆けつけたんですが、それに気が付いた灯花は奇襲をして、レナさんとかえでさんも大怪我をしてしまって、今さなさんに守ってもらっています」

みふゆ「戦う力のないねむもここから離れるべきなんですが、灯花を止める方法を考えると言って聞かないんです・・・」

みふゆ「それとどうやら灯花は回収の能力で羽根の力をより強めたいようで、ういさんの自我を奪おうとしています。それをなんとか阻止しようと、ういさんの自我をいろはさんが必死に繋ぎとめています」

みふゆ「そしてワタシですが、意識を失った鶴乃さんが自我を奪われないよう、失礼ながら自我を保てるような幻覚を鶴乃さんに見せ続けて、意識が戻るまでずっと呼び掛けていました」

みふゆ「ただ、一度や二度の幻覚ではなかなか鶴乃さんの自我に響いてくれなくて焦っていましたが・・・。でも諦めず繰り返し幻覚をかけてようやく鶴乃さんが目を覚ましてくれましたっ。よかった・・・・」

鶴乃「そうなんだ・・・。ありがとうみふゆ! 助かったよ! そして状況も大体わかった! 要は大ピンチってことだよね! それじゃあ」

鶴乃「えっと、それじゃあ、わたしは! えっと・・・・・・わたしはどうすればいいんだろう!?」

みふゆ「今はやっちゃんとももこさんの二人で灯花の相手をしていますが、灯花はかなり力を増していて危険な状態です! 鶴乃さんはやっちゃんの加勢をして灯花の動きを止めてください!」

みふゆ「灯花の動きが止まりさえすれば、ワタシが鶴乃さんを起こしたのと同じ方法で灯花本来の自我を呼び起こします!」

鶴乃「うんわかった! しゃあああああああ!!!」タタタタッ

みふゆ「今ここにいる中では鶴乃さんが一番の実力者です! もう鶴乃さんにしかできません! お願いします!」

鶴乃「アイアイサー!」

みふゆ「ふぅ・・・。本当によかった・・・。鶴乃さんは相変わらず理解と切り替えが早いですね。正義感と確かな実力も備えていて、本当に頼もしい人です」









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