65:名無しNIPPER[saga]
2019/10/07(月) 20:11:02.29 ID:pYPvRrqT0
返事を待つことなく、静香はレッスンルームを飛び出した。
三人は暫時閉まった扉を見つめ、それからプロデューサーが翼に向いて言った。
P「……ごめんな、翼」
翼「? 何がですか?」
申し訳なさそうに眉根を寄せるプロデューサーを、翼はきょとんとした顔で見上げる。
そしてプロデューサーが何か言う前に、
翼「謝ってもらうことなんて何もないと思いますよ?
私ちゃんと本気出したし、プロデューサーさんだって、
もし私が静香ちゃんに勝ったら千早さんにお願いしてくれてたでしょ?」
P「それは、もちろんだ。でも……」
翼「あっ、そうだ! よく分からないですけど、謝ってくれるなら今度一緒にデートしましょうよ!
大人っぽくてステキなお店、連れて行って欲しいなぁ〜」
未来「えーっ、なんでなんで? 翼ずるーい! 私も一緒に行きたい!」
翼「ダーメ! デートなんだから二人だけで行くの! ね、プロデューサーさん?」
P「……そうだな。ごめんな、未来。未来はまた今度な」
屈託のない笑みで未来とじゃれ合う翼。
その横顔を見ながらプロデューサーは、ありがとう、と心の中で呟いた。
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