800: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:35:41.27 ID:hEQnKdja0
ことり「……まさか絵里ちゃんとこんなことするなんて思いもしなかったよ」
絵里「私もよ、最初は敵だったのにね」
ことり「…今も分からないの?」
801: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:36:20.70 ID:hEQnKdja0
ことり「…うぅ……!」ジワッ
絵里「えっちょっとことり!?」
ことり「うぅうううう…!ぅ絵里ちゃん優しすぎるよぉ…!」
802: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:37:11.64 ID:hEQnKdja0
ことり『感情の欠如だよ、果南って人に胸を撃たれて私の心から喜びという感情が消えた』
ことり『だから私は笑えない、怒るとか泣くとか悲しむとかは出来ても喜ぶことは出来ないの…』
803: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:38:18.92 ID:hEQnKdja0
絵里「…あなたたちは相変わらずこだわりが強いのね……」
曜「ん?あ、絵里さんおかえり〜」
804: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:40:16.47 ID:hEQnKdja0
絵里「どうして?」
曜「スコーピオンの強みは連射速度が速いから例えアンドロイドだろうとも避けるのが辛い手数の多さと一瞬で狙ったところに蜂の巣を作るその火力かな」
曜「逆にスコーピオンの弱みは手数に集中してる分一発が小さいから壁を貫通する威力が無くて、アンドロイド相手ならそこまで致命傷を与えられないこと、また反動が強すぎるから狙ったところにあまりいってくれないところも弱みかな」
805: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:41:07.78 ID:hEQnKdja0
ルビィ「…ルビィずっと思ってたんだけど、スナイパー主体のルビィに今回の作戦で輝ける場所あるのかなぁ…?」
絵里「………」
曜「…確かに」
806: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:41:42.39 ID:hEQnKdja0
曜「うーん…穂乃果ちゃんってどのくらい機械に詳しい?」
穂乃果「いや、私もあんまり詳しくはないよ。希ちゃんにパソコンの使い方を一通り教えてもらっただけだもん」
曜「そっか〜うーん厳しいね、こういう時希ちゃんとかがいてくれたらすっごく楽なんだけど…」
807: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:42:30.75 ID:hEQnKdja0
曜「…でも機械に強いのと機械に詳しいはまた別だよ、鞠莉ちゃんのホテルにあるパスワードやカードキー型の扉みたいなロックシステムをハッキング出来る?それが出来なきゃ意味がないよ」
真姫「舐めないで、何年絵里と一緒にやってきたと思ってるのよ?喧嘩っ早い絵里をアシストする為にずっと機械を触ってきたんだからハッキング程度なら余裕よ」フフンッ
穂乃果「…でもあんまり無理はしないほうがいいよ、鞠莉ちゃんのシステムだもん、希ちゃんが無理だったんだから出来なくても誰も責めないよ」
808: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:43:51.62 ID:hEQnKdja0
穂乃果「実際どうなの?真姫ちゃんって」
絵里「少なくとも昔馴染みであった私、千歌、善子、果南、ルビィ、真姫の中ならダントツで機械が強かったわ」
絵里「元々私や果南が誰かと喧嘩ばっかしてたのもあって、真姫自身自分が戦闘的に無力だって分かってたみたいだったから、そういう技術面で自分を伸ばしていったの」
809: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:44:35.13 ID:hEQnKdja0
曜「…なんというか歳と見た目に似合わぬ強さだよね、ルビィちゃんって」
絵里「それがルビィの武器だからね」
絵里「姉であるダイヤにも弱いという自分だけを見せて生活してきたし、強者の所以ってきっと自分を弱者にみせるところから始まると思うの」
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20