62: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/09/30(月) 22:59:39.56 ID:P1xDypFl0
後藤田提督は頭を掻きながら、先ほどまで不知火が座っていた場所へと腰を下ろす。安物のスツール。私だけがベッドに横になっていることが申し訳なくなるくらい。
大きなひとだった。肩幅が広い。背丈もある。筋肉、特に首筋から胸元にかけてが丸太のようだ。事務仕事を主とする艦娘相手の提督には珍しいタイプ。
「体調はどうだ」
63: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/09/30(月) 23:02:57.05 ID:P1xDypFl0
後藤田提督は頭を掻きながら、先ほどまで不知火が座っていた場所へと腰を下ろす。安物のスツール。私だけがベッドに横になっていることが申し訳なくなるくらい。
大きなひとだった。肩幅が広い。背丈もある。筋肉、特に首筋から胸元にかけてが丸太のようだ。事務仕事を主とする艦娘相手の提督には珍しいタイプ。
「体調はどうだ」
64: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/09/30(月) 23:04:14.81 ID:P1xDypFl0
「うちの?」
「俺たち『浜松泊地』のことを」
65: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/09/30(月) 23:05:19.90 ID:P1xDypFl0
――――――――――――――
ここまで
時間に余裕ができたので復活します。
66:名無しNIPPER[sage]
2019/09/30(月) 23:06:19.02 ID:dq6clWtLo
乙
67:名無しNIPPER[sage]
2019/09/30(月) 23:21:22.08 ID:TSuSFOEko
お疲れ様です
68:名無しNIPPER[sage]
2019/09/30(月) 23:32:38.16 ID:gW9YMopTO
乙。
アカン、扶桑型戦艦とは、戦艦山城とは、そういう生死の境をこそ楽しむように「成って」しまった存在ではなかっただろうか?
69: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/03(木) 00:59:27.68 ID:1OeslLNk0
最初は聞き間違いかとも思った。
だって、それは語義がテレコになっていない。意味が対義になっていない。普通ならば苦しみながら生きるのか、はたまた死んで楽になるのか、そういう話のはずだ。そういうときに使われるべき文句のはずだ。
負に負、正に正を足したって、符合は変わらない。
70: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/03(木) 01:00:01.85 ID:1OeslLNk0
「おおよそ三日後、母艦『しおさい』は苫小牧か室蘭、余裕のあるほうの港に停泊する。お前はそこで下船し、札幌を目指せ。北大付属の病院に空きがある。新千歳まで行けば職も斡旋してくれるそうだ。勿論、艦娘じゃない、綺麗な仕事を」
「ま、待ってください! 待って!
話が急すぎます! なにがなんだか……まるでわからない! 私には故郷があります! 家族がいます! 鎮首府と、そこのみんなが私を待ってくれているんです!」
71: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/03(木) 01:00:31.34 ID:1OeslLNk0
「一旦落ち着け。そして落ち着いたまま聞け。
……お前の受け入れは拒否された。艦籍は剥奪された。最早お前は無所属の艦娘だ」
「うそ」
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