63: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/09/30(月) 23:02:57.05 ID:P1xDypFl0
後藤田提督は頭を掻きながら、先ほどまで不知火が座っていた場所へと腰を下ろす。安物のスツール。私だけがベッドに横になっていることが申し訳なくなるくらい。
大きなひとだった。肩幅が広い。背丈もある。筋肉、特に首筋から胸元にかけてが丸太のようだ。事務仕事を主とする艦娘相手の提督には珍しいタイプ。
「体調はどうだ」
「随分とよくなりました」
嘘ではなかった。まだ完全に痛みが引いたわけではないが、体も動かせるし、食事だって自力で摂れる。会話だって。
その答えに彼は満足したように頷いた。
「うちのメンバーにはもう全員?」
「はい、会いました。みんないいひとばかりで」
「いいやつらには違いないが、一癖も二癖もある。まぁ、狭い船の上じゃあ、それくらいのほうが退屈しなくていいもんだ。
誰かからうちの話は聞いたか」
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