22: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:23:48.94 ID:akEPncPz0
マミ「あら、お帰りなさい佐倉さん」
血に塗れた身体のまま、いつもの声音で挨拶をしてきた。
23: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:24:21.23 ID:akEPncPz0
息が止まる。全身を針で縫い付けられるような感覚がした。
マミ「これで私たちを否定する邪魔者はいないし、早速魔女を倒しにいきましょうか」
24: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:24:49.85 ID:akEPncPz0
―――殺す
マミ「ちょっと、なにをそんなに怒ってるのよ」
25: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:25:40.79 ID:akEPncPz0
どれくらい経ったのだろうか。
あたしは、まだ生きているみたいだった。
26: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:26:08.41 ID:akEPncPz0
――――――――――――――
27: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:27:05.02 ID:akEPncPz0
――――――――――――――
杏子「うっ...」
医者「目が覚めたかい?」
28: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:27:38.23 ID:akEPncPz0
世間では、あたしたちは強盗事件の被害者として扱われている。
一命を取り留めた母さんとモモがそう証言したらしい。
29: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:28:04.40 ID:akEPncPz0
病室
杏子「母さん、身体は大丈夫?」
30: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:28:32.80 ID:akEPncPz0
見た目には、大分酷い怪我のようだったが、そこはやはり魔法少女。
回復魔法は得意ではないが、ものの三日ほどで傷は治ってしまった。
31: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:29:35.77 ID:akEPncPz0
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佐倉さんが私に姿を見せなくなってから、数週間が経過した。
32: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:30:12.04 ID:akEPncPz0
マミ「たしかこの辺りに...あった」
それほど多くは訪れていなかったので、地理には不安があったが、なんとか辿りつくことができた。
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