19:名無しNIPPER[saga]
2019/08/03(土) 20:44:27.14 ID:OJq4hmGJ0
千鶴「大丈夫ですわ。芸術に向き合うあなたのことを誰よりも見てきた人なら、きっと光明となる言葉をかけてくれるに違いありませんわ」
千鶴「そうでしょう、P」
P「ええ。肝要は掴めているつもりです。ただ、ロコにそれを受け入れさせるのはまだ早いのではないかと少々ためらっていたので」
ロコ「P、教えてください! ロコは育のエクスペクテーションに応えたいです。きっとPの考えは、ロコへのレファレンスになるはずです」
P「わかった。その前にまず……確かにロコは、今までもアートに行き詰まって迷惑をかけてしまうことがあったかもしれない」
ロコ「はい……」
P「けど袋小路に入った状態ではなく、その後しっかりアートを完成させられたときのことを思い出してみたらどうだろう」
ロコ「デッドエンドからエスケイプできたときのこと……?」
P「前にアートに没頭してレッスンに出てこないロコを、昴と美也が強引に連れ出そうとして、アートを壊してしまったことがあっただろう?」
千鶴「ええ、ありましたわね」
P「そのときは、どうやってアートを完成させることができたんだったかな?」
ロコ「あのときは……スバルとミヤ、それからチヅルが、ブロークンしたアートをリビルドしようとして――」
P「その後は?」
ロコ「三人のアイディアがマーベラスだったので、そのままビルドを進めてコンプリートできました。デッドエンドにいたのが嘘のように……」
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