75: ◆v0AXk6cXY2[saga]
2019/08/18(日) 15:29:47.49 ID:BON9hvjh0
『渋谷凛さん。どこまでも至らないけれど、俺が君の”プロデューサー”です。でも君を必ず、トップアイドルにしてみせます。だから……よろしくお願いします』
彼女は、どこか強気で、でも純粋な目のまま答える。
「ふうん……アンタが私の”プロデューサー”? ま、悪くないかな」
そして、少しだけ笑って。
「……私の人生を変えてくれるって、今は信じてるから。だから、応えてよね、“プロデューサー”?」
そう言った。だから俺も、
『ははっ。ああ、もちろんだとも!』
笑って、そう言った。
俺の夢は、叶った。――いや。
これから、叶い続けるのだろう。彼女と共に。
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