85: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:28:48.45 ID:PcmdgL7g0
女(……)
女「…些か、強引ではないですか?」
86: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:30:03.64 ID:PcmdgL7g0
男「………ん?」
女「聞こえませんでした?」
87: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:31:12.26 ID:PcmdgL7g0
女「……」ニコニコ
男「…分かりました」
88: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:32:41.97 ID:PcmdgL7g0
ーーー翌日 女家ーーー
女「……」スタスタ
89: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:33:35.28 ID:PcmdgL7g0
女父「……女、昨晩どこに行っていた?」
女「っ!」
90: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:34:34.59 ID:PcmdgL7g0
女父「賢いお前のことだ。それくらい自覚していると思っておったのだがな……」
女「……あの方とは、昨日偶然お会いしただけです」
91: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/02(金) 23:35:50.29 ID:PcmdgL7g0
女「……私は、装飾品ですか」
女「意思のない飾り。側に置いておくだけの木偶」
92: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/04(日) 22:31:55.44 ID:Hkr4TjkY0
ーーー男家ーーー
男「………」
93: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/04(日) 22:33:06.17 ID:Hkr4TjkY0
男「……女さんとは、そんなんじゃないよ」
男「それに、これで良かったんだ」
94: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/04(日) 22:36:26.82 ID:Hkr4TjkY0
男父「…お前も知っての通り、母さんは元々何でもない村の娘だったんだ。私はこれでも一応貴族の端くれではあったからね、普通なら接点なんてないんだが……」
男父「その頃の貴族の間では度胸試しなるものが流行っていてね。今では立ち入りが禁止されている町はずれの森があるだろう?あの中心には、戦争で出来た大きな穴があってな。そこから突き出ている不発弾を触って来る……というものだった」
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