11: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 13:35:39.01 ID:D/ABzthS0
少し時間を開けて続けます
12: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 18:16:04.98 ID:D/ABzthS0
森の中を進んでいるとある事に気がついた。
にこ「そういえば、かなり歩いているはずなのに全然疲れないわね」
最初にいたお花畑が、かなり遠くに小さく見えるくらい移動している。でも疲れを感じる事なく今も歩き続けている。
13: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 18:51:25.67 ID:D/ABzthS0
そうやってウサギの後ろを転ばないように気をつけてついていった。
ウサギ「ほら、もうすぐそこだよ!」
にこ「ほんとだ……ってこんなに早く移動できるなら最初から走っても疲れない事教えなさいよ!」
14: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 19:33:08.34 ID:D/ABzthS0
にこ「えいっ」
大きな扉についている小さなベルから垂れている紐を思いっきり引っ張った。
──ゴーンガラーンゴーン、カラーンコーンカラカラカラ……
15: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 20:50:31.72 ID:D/ABzthS0
凄まじい音と共に大きな扉が開いていく。扉の奥からは強い光が──。
にこ「うっ、眩しい……!」
あまりの眩しさに、顔を腕で覆ってしまった。
16: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 21:07:10.94 ID:D/ABzthS0
──ざわざわ……ざわざわ……
にこ「なに……どういうこと?」
まるでステージに立っているような感覚。私を囲っている動物達は、私に注目してざわついている。
17: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 07:07:02.18 ID:0XSXQMn60
* * *
王女様直々に街を案内される。
18: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 08:39:07.13 ID:0XSXQMn60
* * *
王女「こちらです。どうぞお入りください」
19: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 11:40:06.09 ID:0XSXQMn60
王女「そういえばしばらくここに残りますか?」
にこ「えっと」
ウサギの方を振り返ると激しく頷いていた。
20: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 12:30:05.42 ID:0XSXQMn60
「お持ちいたしました」
王女「あら、早かったですね。でしたら庭のところでお茶をしましょうか」
にこ「分かりました……?」
21: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 16:19:34.55 ID:0XSXQMn60
にこ「うっ!」
突然強く腹痛を感じた。痛みを強く感じたり感じなかったりを一定のリズムで繰り返していた。
にこ「痛い」
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