54: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 11:50:52.06 ID:8naFKaaW0
しかし、大洗はやはり甘くなかった。
CV33の集団の中にセモヴェンテやP40の混じっていないことを見抜かれていたようで、フラッグ車に辿り着いた我々を待っていたのは、大洗全車輌による総攻撃だった。
55: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 11:53:22.02 ID:8naFKaaW0
――――。
勝利でなく……勝利を目指さない……。
56: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 11:54:53.55 ID:8naFKaaW0
カルパッチョは「うーん、そうですね」と首を傾げ、
「装甲の厚い戦車でしょうか」
57: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 11:59:09.17 ID:8naFKaaW0
カルパッチョの突っ込みに言葉を返して、こほんと一息。
「話を戻すぞ。しかしそんななか、何をされても撃破されない戦車というものがある」
58: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:01:05.41 ID:8naFKaaW0
「普通の迷彩ってことですか?」
「まぁ迷彩には塗るかもだが、それだけじゃない」
「――常々、ウチのCV33を生かす方法は他にないか考えていたんだ」
59: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:03:16.17 ID:8naFKaaW0
乗るのはペパロニとアマレットだ。
あいつらならCV33の操縦にも慣れているし、逃げ回るのも楽勝だろう。
そもそも茂みにでも隠れておけば、CV33のサイズならそう簡単に見つかりもしまい。
60: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:05:37.29 ID:8naFKaaW0
「えー、なんすかそれ。性に合わないんすけど」
「そっすそっす、断固、拒否するっす!」
61: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:06:55.17 ID:8naFKaaW0
「いや、お前の言った通り、私の想像だ」
「でも、そんなこと言われたくはないだろう?」
「CV33はやればできるんだと証明してやりたくはないか?」
「お前らなら、大洗の連中を翻弄することが出来るだろう?」
62: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:08:28.27 ID:8naFKaaW0
試合当日までの練習は、これまでとはまったく別メニューを組むことにした。
なにせ、ペパロニとアマレットには特殊な立ち回りが要求される。
これまでの二人の戦い方ともかなり違いがあるし、ある程度の慣れが必要だろう。
63: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:11:49.22 ID:8naFKaaW0
初めはすぐさま見つかった。開始五分。そして機銃で撃たれておしまい。
「おっかしーなー」とぼやくペパロニに、潜伏場所をもっと練るよう注意した。
彼女は池のほとりにある木々の後ろに隠れていたのだが、水面に反射した車体が映っていたのだ。
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